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Channel: Kinoの自転車日記
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ロードレーサー Спутник スプートニク オイルアップと美装

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私が乗っている自転車ですが マグネシウムとカーボンのコンポジットフレーム
ブランド名は Спутник スプートニク 今回は潤滑剤の塗布と 自転車の美装を行ないます





前回に洗車は済ませています 今回は高性能な潤滑剤の注油と フレーム等の美装まで行ないます






前回は少し離れた場所で洗車を行い 何時もの整備場所へ
戻ってきました






まだ自転車には水滴が残り 濡れたままです






エアブロワを使い 水滴を飛ばします 特にチェーンは
ローラーリンク内に 水を残さない様に念入りに行ないます






フロントギア周りや フロントディレラーの駆動部の
水滴も飛ばしました






前のブレーキ周りと リアディレーラー





自転車全体の水切りをし 概ね乾燥までさせたので 今回使う潤滑剤を用意しました
チェーンには 2種類を使います




これは J-Max の デラドライ オイルは使われず
溶剤に添加剤が入っています 溶剤は時間が経つと
蒸発し 添加剤だけが残ります
100ml 3470円(税込)と結構高価な商品です






デラドライをチェーンの隅々まで浸透する様にスプレーします
その後 乾燥を待ちます




20~30分経ち 溶剤が乾燥したので 次の潤滑剤を用意しました
同じメーカーの デラトレイル 、これの開発意図は潤滑と共に
トリートメント効果で 汚れをチェーン外部に排出すると言うものです
300ml 5775円(税込)






使い易い様に 別容器に小別けしています チェーン内部、
アウターとインナープレートの間 金属が触れ合う部分に
しっかりと浸透させる事を 考えながらの作業です






クランクを高速で回転させた後に、オイルの量を指先で確認しています
丁度良いくらいです
このデラトレイルは 実際の潤滑効果が優れていて 後輩がトレーニング機器で
計測して 出力が上がると言うデータを取っています






オイルを指先に取りチェーンのアウタープレートにも塗布します
ロードレーサーのチェーンは 変速機のプレートとも接触するので
この様な作業も必要だと思います




古い油脂を洗浄したスプロケット ここにもオイルは必要です






オイルを滴下して 歯ブラシで塗り拡げました




チェーンと違い このパーツは金属表面に皮膜が出来れば OK です






チェーン以外の駆動部には この潤滑剤を使います
J-Max の ナノコロスプレー 添加剤は先程までの商品と同じです
CNT カーボンナノチューブと言う物が使われています
250ml 4324円(税込)






ブレーキの駆動部の他、前後の変速機、変速機のプーリーも
大切な場所です






違う潤滑剤を用意しました Super Lube スーパールーべの
超耐久潤滑剤です こちらの添加剤はフッ素系です
クイックレリーズのシャフトに塗布します 中空シャフトの中に
何時も隠れていますから 良く観察してやると良いでしょう




潤滑剤の塗布が終わったので フレームや部品にワックスを
掛けてやります Wako's の シェイクワックスです
コンパウンドは使われていませんが 汚れも良く落ちます
白基調のフレームはこれが良いでしょうね カルナバ蝋も
配合されており 深い艶が得られます
価格は 2800円(税込)程度かと思います 結構長く使えます






リアホイールを取り付けます 整備の間、使っていた
チェーンレストを外しました






ホイールを取り付けました






変速の状態を確認しています 当然ワイヤーリードや
STI レバーの作動部にも オイルは新たにスプレーしています





ここまで作業を進め 本文中で紹介もさせて頂きましたが、今回はこれだけの潤滑剤を使い分けています
それぞれの特徴や性格を知っておく事も大切だと思います





整備後の自転車を少し見てみましょう フロントディレーラー、ここは砂等が多く付着していました
それが綺麗になっています





サドル周りと スペアタイヤ 特に整備と言う作業はしていませんが 好きなアングルです
チューブラーのスペアタイヤ これは綺麗に吊りたいですね 畳み方も大切です





チェーンステーの文字は このブログの URL です フレームの塗装をお任せした
カツリーズサイクル&デザインの 成田加津利さんが 上手くデザインしてくれました





フロントフォークとブレーキ周り ブレーキゴムの位置で フォークがやや長いのが解るでしょうか
これが この自転車の挙動を抑え 乗り味を柔らかくしています
ダウンチューブのシフトワイヤー用アジャストボルトは、ヘッド小物に合せ ブルーのキャンディ塗装を
自分で行ないました





講釈の多い記事になってしまいました すみません、お疲れになった事かと思います
2012年12月に完成した自転車が もう 13年目を迎えています 正直もうそんなに経っているんだ
と言う気持ちです これからも大切にして行きたいと思います


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